基本的にぼくは意志が弱くて心に決めたことでも、なかなか長続きしないのだが、あるとき瞬間的に継続することがある。まあ、2〜3ヶ月ぐらいのもんだけど。
ところが2年前の秋、15キロも体重を落とすことに成功したんです。最初のころは月に3キロずつ後半は少しペースが落ちて、それでも半年でたぶん15キロ以上は体重が減りました。たぶんというのは始めたときに正確に体重を測っていなかったから。スタートする何ヵ月か前の健康診断のときの体重を参考にしたのです。
なぜ測らなかったのかといえば目的がダイエットではなかったから。違う目的で始めたことが結果的に体重減にもなったというわけです。
16時間ファスティング
これです、ぼくが痩せた主な理由は。知ってる人もあろうかと思いますが、ファスティングとは簡単に言うと断食みたいなもんでして。やり方のルールは2つだけ。
- 食事が許されるのは1日のうち8時間だけ
- あとの16時間は水かお茶、ブラックコーヒーだけで過ごす
という実にカンタンなものです。
ぼくの場合は朝食を抜いて後は2食とも普通に食べていますし3時のおやつも夕飯後のデザートも食べています。
ただし夜8時から翌日のお昼までは水かコーヒー、炭酸水ぐらいしか口にしません。食べることが大好きなぼくでしたが、最初からそんなに辛いとは思いませんでした。強いて言えば始めの2〜3日だけ。
それ過ぎたら割りと普通になりました。
というか、むしろ空腹でいることが楽しくさえ感じられるように。
ぐぅぅ〜とお腹がなったときなんか、ああ、ぼくは今空腹なんだなあ、と妙な満足感さえおぼえます。
最近ではたまに40時間断食にも挑戦しています。36時間すぎたあたりの爽快感は最高に楽しい!
ただし、これは人にはおすすめしませんが。
ファスティングも正しくは細かい注意点もありますので、もし試して見ようと思われたなら専門の本を読むとよいでしょう。
なぜ、ファスティングを?
みなさん、最近なんとなく調子が悪いと感じることはありませんか?
別に病気じゃないとは思うけど、なんとなく頭が重かったり、いつだって身体のどこかしらが痛かったり。気分も晴れずヤル気もでない。
ぼくの場合ですと仕事が立ち仕事なもんで夕方になると肩や首がコチコチに固まって吐き気がするほど。
医者に言ってもとくに病名もなく疲れてますね、の一言だけです。
そう。
身体がどうにもスッキリしないのです。これがフツーなのか、年とったから仕方ないのか。こんなもんなのか。
いや、いや。
そんなはずはないでしょ。
人はいくつになっても進化できると信じています。
ぼくにとって一番体調がよかったのは小6ぐらいのときで、あの頃は疲れるなんてことは全くなかったなあ。 エネルギーが無限に湧き出て身体中をかけめぐる感じ。
50歳をすぎた今、その感じを取り戻そうというのです。バカげてるでしょうか。
いや、いや。
信じるものは救われる、です。
日々肉体改造に励んでいるのです。
ファスティングもその途方もない実験のひとつの過程であり、オヤジの最後の悪あがきみたいなものでして。
故あってぼくは11年前に、病気になるのはやめよう、と心に決めました。それ以来いろんなことを試してきましたが、その1つがファスティングなのです。
今のところ体調はすごくいいです。
まだ小6レベルではありませんが、頭痛薬もずっと買っていませんし。
気がつけば嫁も・・・・
7キロほど痩せていました。たまに嫁の出勤を見送るのですが、玄関前で遠ざかっていく嫁の後ろ姿を見て、あれ?なんか細くなってる、と。
夜そのことを聞くと、
「このまえ健康診断があって7キロ痩せてたのよ」
との返答が。ぼくに付き合って朝食を抜いてたら(自分の分だけ作るのは面倒ですからね)結果、ダイエットになったようです。体調もよいようでお通じも毎回すっきりみたいスよ。
まとめ
食べたものが消化されるのに14〜16時間かかるらしい。食物の種類や体質にもよるのだろうが、なんにせよ3食食べると身体は常に消化をしている状態なのだそうだ。
これでは内臓が休まるときがないのだ。そこでファスティングです。16時間プチ断食をすることで内臓を休ませてあげる、見えないところで働いてるものにも気を使いましょうということです。
興味がある方は一度トライしてみる価値はありますよ。効果は保証しませんが。あしからず。