面接対策、と言われているものは当たり前すぎ。誰でもやってる
面接、嫌ですねえ。就職、転職、会社に入ってからだって人事による試験もあれば面接もあります。
プレゼンだってある種面接みたいなもんでしょう。アピールするものが企画か自分自身かの違いだけで。
これを苦手としている人は世の中に大勢いる。反対にオレ、面接大好きよ、得意だもんね、という方が圧倒的に少数派だろう。
書店やネット上では面接対策と称するものがあふれている。
どれももっともだし必要なものだ。
ただ、決定的ではない。
ネットや本に書かれていることは全員がやってきていると考えた方がいい。
それすらもやってない人間はライバル視する必要などないどーでもいい存在だ。
問題なのはそれらの対策を徹底的にやってもうまくいかないケースが多々あるということだ。
巷間あふれている面接対策の一つ一つはどれも意味のあるものだがそれらを実践しても効果のあるときとそうでない時の差がはげしすぎる。
また人によっても違うのが悩むところだ。
しかし唯一有効な方法があります。
それは何か?
答えは『第一印象を良くすること』
第一印象が悪かったらその後は何をしてもムダなんです
なんだ、そんなことかい、と思われたでしょうか。
でも、これは事実なんです。
ぼくは10年ほど前まで一部上場企業において面接を含めた人事関係の職務に就いていました。
トータルで600人くらいは面接したでしょうか。
今でも当時の同僚で面接官をしている者と話したりもするんですがみな一様に第一印象の悪い人は落とすって言うんですね。
意識してというよりは言われてみればそうだな、という感じですが。
たとえばハキハキと大きな声で話しましょう!
てのがあるとするじゃないですか。
これも印象が悪いと
「なんだこいつ。がさつな感じだな。仕事もいいかげんなんじゃないか」
ってなっちゃうんですよ。
印象が良いと
「なかなか元気があるな。スポーツでもやっていたのかな」
てことに。
逆に声が小さくても
「やさしい性格なのかな。現場に入ってもトラブルとか起こしそうにないな」
と良いふうに解釈してくれる可能性が高いです。
すべて第一印象なんですよ。
答える内容とかはぶっちゃけなんでもいいんです。
極端なことを言ったり奇抜な発想とかでなければOK!
だれでも言うような普通の答えでいいんです。
面接官が見てるのは表情だったり話し方だったり。
というか勝負は扉を開けた後の1~2分ですでに決まっているんです。
そこで問題となるのが、じゃあどうすれば第一印象が良くなるの?ということなのだ。
イケメン、美人が面接に強いのは事実です
ぼくも長年面接官をやっていましたが本当のところ30分や1時間くらいのもんでその人の深い部分まではわかりません。
面接官ってなんでも見透かしているようなすごい洞察力のある人種だと思っていませんか?
違います。
わかってるような顔をしているだけで実はぜんぜんわかっていません。思い込みだけで判断していると言ってもそう遠くはないです。
一流大学に行ってる学生の方が通りやすいのも同じ理由。ラベルで容易に判断できるから。
その程度なんですよ、面接官なんて。
緊張するような相手じゃないんで、トイレで踏ん張ってる場面でも想像してみてください。ただのオヤジにしか見えないでしょう。
みなさんが何を置いても取り組まなければならないのが見た目の印象を良くすること。
イケメンや美人が採用されやすいのもそういうことなんです。
オリンピックとかワールドカップとか大きな大会で必ず「イケメン・アスリート」「美人アスリート」の特集をテレビや週刊誌でやるでしょ。
同じくらいの実力なら見た目がキレイな方が取り上げられるんです。
実力の世界でありながら。
ビジネスにおいてもそんなに変わりゃしません。
新入社員が入ったときに最初に気にするのは顔じゃないですかね?
可愛いのか、そうじゃないのか。
美男子なのか、ブサメンなのか。
人事としてはそういう現場の期待も裏切りたくないんですよ。あとで嫌味言われるし。
じゃあ不細工なオレはどうすればいいんだよ?と言われそうですが。分かりやすい例として顔の良し悪しを出しただけで第一印象を決めるのはそれだけじゃありません。
顔以外の部分できっちりやればいいのです。
逆に顔が良くてもその他でダメだったら落ちますよ。
面接に受かりたかったら筋トレをしろ!
面接官の第一印象はいつ決まるんでしょうか。
答えは面接室のドアを開けてイスに座るまでの間。この間に勝負はほぼ決しているといっても過言ではありません。
ここで悪い印象を与えてしまっては後から取り返すのは至難のワザになります。ま、手がないわけじゃありませんがそれは別の機会にお話ししましょう。
この短い時間の中であなたが気にしなければいけないことは一つだけ。
動作をゆっくりとしろ!
頭を下げる、歩く、イスに座る。
それら一連の動きを意識してゆっくりと行うのです。
ドアを開けた瞬間、何人かいる面接官の視線があなたに注がれます、それが辛くて目を逸らし早くあのイスに座ってしまおうとシャカシャカ動いてはダメ。いかにも頭が悪そう、仕事ができなそうに見えてしまいます。
ドアを開けたら面接官の一人ひとりの目を自然な感じで微笑みましょう。
ノックは3回とか、どうぞと言われるまで座らないとかはマニュアル通りです。
質問される項目も対策本やネット、転職サイトなどで抑えておいてください。そんなようなことが訊かれます。
くり返しますが本やネットにある対策は万全にやっておくこと。ただ同じ受け答えをしてもその前に面接官に与える第一印象で結果が大きく変わってくるという事実は肝に銘じておいてください。
もう一つ大事なのが話すときは動作と違ってやや早口にした方がいいです。聞かれたことにはいち早く答えること。レスポンスのスピードが遅くなると答えがウソくさくなります。
話す内容はまあ、どうでもいいとは言わないけどそれほど重要じゃないんです。
当たり障りのない普通の内容でOK。ここに時間をかけるのはコスパが悪すぎる。
それよりやってほしいのは他人から自分がどう見られているか研究すること。これは完全に見た目の話です。
動作を優雅にみせるコツに言葉と動作を分ける、があります。
よろしくお願いします、と言葉を発してから頭を下げる動作をする。
これを心がけると所作がキレイで優雅に見える。印象がぜんぜん違ってみえますよ。
ところで見出しに筋トレしろ!と書きました。
どういうことかというと特に男性の場合引き締まった体躯の方が印象がいいからです。
だらしない身体だと能力も低く見られがちで得なことはありません。
ぼくも自宅で筋トレをしていますが身体の隅々にまで力が行きわたり活力が湧いてきます。
頭も冴えるようになりました。
男としての自信も出てきて鏡の前でポーズをとって筋肉を見て楽しんだり。
顔の良し悪しはどうにもならないけど身体なら自分で作れますからね。それにフェイスラインもシャープになるとそれなりに見れる顔になるもんです。
鏡の前に立って自分を見てください。
そんなにだらしない身体でいいんですか?
今はトレーニングジム等に通わなくてもオンラインで自宅でレッスンを受けられます。
ぼくが気になったのはここです。
遺伝子検査×自宅で始めるパーソナルジム【CLOUD GYM】 こちらは各人のDNAデータを基にその人の体質にあったメニューを作成してくれる全く新しいサービスです。
「DNA別食事法」と「筋質別トレーニング法」を組み合わせて利用者にとって最適なダイエットプログラムを提供してくれるとのこと。
シャロン・モアレムという医師でもあり科学者でもある人が書いた『DNA再起動 人生を変える最高の食事法』という本を読んでから自分の遺伝子に合った食事法や運動にものすごく関心があったんですよ。
やっぱり遺伝子がそれぞれ違うのだから万人に効果のあるやり方ってのはありえない。
と思っていたらDNAを解析してプログラムを作ってくれるオンライン・ジムがあったのでビックリしました。
検討に値すると思います。
他にはお金持ちでないとなかなか手が出せないパーソナルジムをLINE等を活用して気軽に体験できるサービスもあります。
通信パーソナル『ジムいこ』 こちらのサービスでは日本に約50万人いるトレーナーの中で1500人ぐらいしか保有していないNSCA-CSCS資格を持ったトレーナーがオリジナルメニューを作成してくれるんです。
こちらも要注目ですね。
比較検討して自分に合ったサービスを見つけてトライしてみてはいかがでしょうか。
もっと気楽にできるものとしてダイエットサポート食品という考えもあります。
これは『アーユルヴェーダ』という5千年の伝統を持つインド・スリランカ発祥の健康についての考え方に基づいて作られた新しい商品です。
女優でカリスマインストラクターの松本莉緒さんが推奨されてるようですね。
味もおいしいと評判なので毎日続けられそうです。
最後に・・・・・
就職、転職にどうしても避けて通れない面接ですがあまり深刻に考えないでほしい。そりゃ何社も落ちたら人格を否定されたかのように考えてしまいがちですが所詮面接官だってあなたの本当のところはわかってないんですよ。
あなたが落ちたのは能力の問題かもしれないし単に受かるテクニックを知らなかっただけなのかも。
面接官との相性もあります。
偉そうな顔してるけどやつらもただのオヤジだと考えてその場を支配できるようになってください。
人間はもっと自由に生きていいんだとぼくは思ってるので会社なんかに左右されたくないですよね。
面接は自分の生き方を見つめ直すいいチャンスだと思います。