MRI検査を受け、先生の話しを聞きました。
やはり股関節、膝の痛みは股関節の変形が原因であり、他の病気、たとえばガンとかはありませんでした。
嫁は股関節の発達が未熟なようで、股関節を受ける皿の部分が明らかに小さいのです。やっぱり生まれつきのものだったんですね。
置換手術で日常生活のすべての動作に加え、激しすぎないスポーツなら問題なく出来ると言われ、決意したようです。
ぼくとしては、少ないにしろ、やはり手術というのはそれ自体が一つのリスクですし、仕事もやめて保存療法を徹底的にやってから決めれば?という考えでしたが、本人が決意したことに異論はありません。
家族として応援、フォローするだけです。
なんせ、靴下も自分1人ではけない状態にイライラがつのってんでしょうね。ふつうの生活がしたいという、それだけの望みなのです。
手術の前日に入院、2週間後には退院の予定で、あとは2ヶ月間のリハビリを経て職場復帰ということになるみたい。
2週間以上、ワンコ2匹との暮らしになりますが、本人がいちばん大変だからね。たぶん面会も行けないだろうし。
余談ですが、入院するなら月始めが費用が少なくて済みます。はじめから退院の日がわかっているのなら、なるべく月をまたがないようにしましょう。
みなさん保健には加入されているでしょうから高額医療費制度を利用すると思いますが、限度額の適用は月単位になんです。
どーいうことかと言うと。
たとえば入院費用がトータルで30万円だとします。
一回の入院でも精算は月単位ですから、5月に入院して6月に退院ということになると、会計は2回ですね。
15万円と15万円を払うとします。その人の限度額が6万円とすると、実際に払うお金は5月に6万円、6月に6万円。
ところが、5月に入院して同月に退院なら会計はいっぱつで30万円です。これに対して限度額は6万円ですから、払うお金は6万円だけ。残りの21万円は払う必要はありません。
ただし、これは予め限度額適用認定証を用意しておいた場合なので気をつけてください。
後から用意するとなると、いったん全額払って後日21万円が戻ってくる形になります。まあ、結局、負担額は変わりませんがね。
限度額適用認定証は、保険証のウラ面にある保険者の住所に申請書を郵送して発行してもらいます。
申請書はパソコンからダウンロードもできるし、コンビニのプリントサービスで入手するのも可能です。
事前に用意しておきましょう。
嫁も手術を決めて、気持ちが晴れたようで、表情もやわらかくなりました。
痛いのは変わりませんが、早く復帰して、一緒に旅行したり、森林浴したり、犬の散歩も行きたいですね。